Life is beautiful

自由に書いていきます。

幸福となるための方法論

今回も読んだ本を紹介していく。

たまたま目にして、興味深いタイトルに惹かれて購入した。

 

 

アランの「幸福論」は読んだことはあった。

率直な感想としては、アランの幸福論の現代版という感じだ。

アランは古典であるが、意外と具体的な幸福になるための方法論を書いてくれている。

この本は現代の特徴を踏まえた上、我々がどうすべきなのかを示してくれている。

僕がアンダーラインを引いた箇所を挙げていく。

 

  •  資本をひとつしか持っていないと、ちょっとしたきっかけで貧困や孤独に 陥るリスクが高くなる
  • 「お金のことを考えすぎると不幸になる」ということです。
  • いったんお金から「自由」になると、それ以上収入が増えても幸福度は変 わらなくなる
  • 企業であれ、個人であれ、知識社会に適応できなければ脱落するだけだ。
  • 日本的な会社の人事制度では、「適職」を見つけたとしても不得手な部門や 関係のない仕事に異動させられることです。
  • 「ゼネラリスト」として同期が一斉にピラミッドの頂点を目指す日本の会 社組織では、ほとんどのサラリーマンが年齢とともに行き詰まるのは目に 見えています。
  • 35 歳を過ぎると人生の選択肢は急激に減っていきますから、その前に自分 の人的資本をつくらなければなりません。酷な言い方かもしれませんが、 40歳を過ぎて、あるいは50代になってから「サラリーマンとしての人生」 に疑問を持ったとしても、もはや別の選択はなく、できることといえば、 必死に会社にしがみつき、無事に定年を迎えて退職金と年金を受け取るこ とを祈るだけです。
  • 好きなことに人的資本のすべてを投入する。 • 私たちが自分に合ったプロフェッションを獲得する戦略はたったひとつし かありません。それは仕事のなかで自分の好きなことを見つけ、そこにすべての時間とエネルギーを投入することです。なぜなら、誰もがものごこ ろついたときからそれだけをやってきたのですから。
  • 変化のない安定した環境は生き物にとって過ごしやすそうですが、そこで棲息できる生物の数はじつは少ないのです。海、陸上、空などの大きな空間が安定していれば、そこでナンバーワンになった強者しか生き残れませ ん。
  • 1好きなことに人的資本のすべてを投入する。 2好きなことをマネタイズ (ビジネス化)できるニッチを見つける。 3官僚化した組織との取引から 収益を獲得する。
  • あなたがまだ 20 代だとして、35 歳までにやらなければならないのは、試行錯誤によって自分のプロフェッション(好きなこと)を実現できるニッ チを見つけることです。会社のなかで専門性を活かせるごく少数の恵まれ たひとを除けば、人生のどこかの時点で組織の外に出て、知識や技術、コ ンテンツのちからで大組織と取引する「フリーエージェント」化が、高度化する知識社会の基本戦略になるでしょう。
  • 日本人は幸福になろうと〝つながり〟を求めますが、その結果、(間人とし て)関係のなかに埋め込まれ身動きがとれなくなってしまいます。相次ぐ 過労死や過労自殺を見てもわかるように、これはきわめて危険な環境でも あります。会社は嫌いだけれど、会社なしでは生きていけないというのが、 日本人の悲しい性なのです。
  • ストレスのない環境を設計できれば、私たちは「楽天的」とされるラテン 系やアフリカ系のひとたちよりもさらに楽天的になれるかもしれないので す。 ここで重要になるのが、人間関係を選択できる「フリーエージェント 戦略」です。
  • ソロ充を本書の枠組みで説明するならば、「すべての社会資本を政治空間か ら貨幣空間に置き換えたひとたち」ということになります。(男性の場合で あれば)彼女とのデートはキャバクラで代用し、セックスはデリヘルなど の風俗を使い、クラブやパーティでたまたま出会った「仲間」と盛り上が り、フットサルは一人で行く......、こういう生き方を徹底すれば、もはや 人間関係で悩むこともなくなるでしょう。
  • 究極のソロ充は、恋人や家族とのつながりを捨てる代わりに人間関係が生 み出す面倒なこと=煩悩から自由になるわけですから、これは仏教の悟り と同じです。欧米や日本のような先進国では、ゆたかさ(お金)とテクノ ロジーによって、いっさいの修行なしに誰でも「悟り」の境地に達するこ とができるようになったのです。
  • ひとびとはなぜ、人間関係を政治空間から貨幣空間に移して「ソロ充」化 していくのでしょうか。それは、「いちどだけの強い痛みより、弱い痛みが 持続する方が幸福度を大きく引き下げる」という幸福の法則から説明でき ます。
  • 幸福の研究では、離婚や愛するひととの死別より、毎日の満員電車の長時 間通勤の方がひとを不幸にするという結果が繰り返し示されています。
  • 幸福感を毀損するいちばんの要因は、こうしたひとたち(クレーマー等) と関係を持たざるを得なくなることです。
  • それに対して「弱いつながり」は、(ビジネスや趣味など)お互いの価値観 が似ているという「認知的共感」によって境界の曖昧な集団を構成します から、異質な存在に対しても寛容です。逆にいえば、この寛容さがあるか らこそ、信用を「貨幣」として、人種や国籍、宗教や性的指向のちがいを 越えて「知り合いの輪」を広げていくことができるのです。
  • こうした特徴を考えれば、「幸福な人生」の最適ポートフォリオは、大切な ひととのごく小さな愛情空間を核として、貨幣空間の弱いつながりで社会 資本を構成することで実現できるのではないでしょうか。これをかんたん にいうと、「強いつながり」を恋人や家族にミニマル(最小)化して、友情 を含めそれ以外の関係はすべて貨幣空間に置き換えるのです。
  • 人生100年時代を考えるならば、年齢にかかわらず弱いつながりを維持 しつつ、フリーエージェントとしてプロジェクト型の仕事をする「生涯現役戦略」の方がはるかに効果的なことは明らかです。 すなわち、「幸福な 人生」の最適ポートフォリオは図 30 のようになるはずです。これで金銭的 にも人間関係にもなんのストレスもなく、好きなことに人的資本を集中し て「自己実現」できるようになります。
  • いまの日本に生まれたという〝奇跡〟と〝幸運〟を活かすなら、あなたに も実現可能なことはいうまでもありません。
  • 1金融資産は分散投資する。 2人的資本は好きなことに集中投資する。 3 社会資本は小さな愛情空間と大きな貨幣空間に分散する。
  • 困難が大きいほど、それを乗り越えたときの幸福感も大きいのなら、「幸福」 は理想の人生のポートフォリオのなかにあるのではないことがわかります。 幸福な人生を目指して頑張っているときが、もっとも「幸福」なのかもし れません。

 

僕が社会人となった頃、どこかの組織に属して、結婚して、家庭を作って…ということがいわゆる「普通」だと思っていた。

僕以外の多くの人がそう思っているはずだ。

けれども、それは幻想だったということを最近感じている。

わかりやすいから、そして一部の人間にとってそれが都合がいいから、そのように思わされてきたんじゃないかと。

自分の人生は自分の好きなようにデザインできる。

嫌なことを我慢することは常識じゃない。

 

そして困難を乗り越えようと頑張っている時が、意外と一番「幸福」なのかもしれないということ。

「自分が主体的に向き合える何か」を考えて、自分の中で明確にして日々を生きること。

綺麗事かもしれないけど、そうやって生きること=幸福に生きるというだと感じた。